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子どもと教材と教師と in 国語科

国語科の学習デザイン

ー授業という営みは、状況依存的で個性的なもの-

 

目の前にある教材をいかにして子どもの内部に引き入れて

子どもが受け取ったことを引き出しながら「問い」を設定できるか。

その「問い」からテクストベースの解釈を引き出せるのか。

​その過程は他者との相互作用を通して「わたし」を認知するものになれるのか。

​そんな学習をデザインしたい。

佐藤多佳子 プロフィール

 小学校教員として20年勤め、その間に現職派遣教員として教職大学院(一期生)に学んだ。ゼミ担当教員は松本修先生。教職大学院修了後、学校現場で学級担任をしながら、兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科(博士課程)に所属し学位を取得した。博論タイトルは「国語科における思考指導に関する研究」(思考操作スキルの先行知識としてのミニ単元プログラムが、国語科の総合的言語活動単元にどう影響するか)。その後、上越教育大学教職大学院に准教授として2013年に着任した。現在、学校教育実践研究コース・学級経営・授業経営領域 教授。

 現在軸足をおいているのは「文学の読みの交流」の研究である。(論文:「「お手紙」を教材とする読みの交流における問いの検討-〈第二の否定〉を視点として-」共著:浦部永遠・新井翔太,2022,上越教育大学教職大学院紀要第9巻、「「きつねのおきゃくさま」における誤読の乗り越え -「読みの交流」による学習者の読みの過程から-」2020,国語科学習デザイン4(1)、著書:『続その問いは文学の授業をデザインする中学校版・高等学校版』松本修・佐藤多佳子・桃原千英子編著、明治図書、2022)業務の性質上多分野を浅く広く実践研究している。担当した修了生のうち、現職派遣の2名が現在大学教員となっている。(岩崎直哉(富山国際大学子ども育成学部専任講師:著書多数、現場の教員向け雑誌の連載多数のカリスマ的実践研究者、上月康弘(松本大学教育学部専任講師:研究論文多数、現在東北大学博士課程所属)

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